CARPETスペシャリストのカーペット専門誌
「CARPETS TIPS」：カーペットに関するヒント
カーペットのコト・ハウツーなどをご紹介しています。
エリアラグは、壁一面に敷き詰められたカーペットの代わりに、簡単に取り外して掃除ができる優れものです。
飽きたり、模様替えをしたくなったら、簡単に取り替えることができます。
エリアラグとは何ですか？
エリアラグとは、壁面に敷きつめないアクセントとなるラグのことです。
主にスペースに家具を固定するために使用されます。
エリアラグを自宅で使う場合、覚えておくべき重要なルールがあります。
購入する前に、エリアラグを使う際の注意点をチェックしておきましょう。
家具の下にラグを広げる
エリアラグを選ぶときは、部屋の主要な家具の下に敷いてあることを確認してください。
たとえば、リビングルームでは、すべての家具がラグの上にくるようにします。
それができない場合は、家具の前脚はラグの上に置き、後ろ脚は外しておいてもかまいません。
ただし、小さな家具の脚はすべてラグの上に置くようにしてください。
ダイニングルームの場合、ラグは椅子とテーブルを置くのに十分な大きさが必要です。テーブルから椅子を出したときも、椅子はラグの上に置くとよいでしょう。
サイズに気をつける
エリアラグを使うときに一番多い失敗は、サイズが小さすぎるものを買ってしまうことです。
これは、いくつかのラグの値札を見るとサイズが理解できます。大きくすることで、後でうまくいかなかったときに買い替える必要がなくなります。
また、ラグにかかる費用は、部屋全体にカーペットを敷くよりもまだ低いのです。
人通りの多い場所をカバーする
人通りの多い場所は、ラグが完全にカバーされていることを確認してから選んでください。
人が歩くとき、片足はラグに、片足はラグから離れるようなことがあってはいけません。
ラグとフローリングの両方に異常な摩耗パターンが発生する可能性があります。
寝室は小さくしすぎない
ベッドの上にラグを敷いても、そのラグがベッドの外まで広がっていなければ意味がありません。
朝には、柔らかい敷物ではなく、冷たく硬い床に足を踏み入れてしまうことになります。
買い物に行く前に、サイズをきちんと測っておきましょう。
理想的なのは、ラグがベッドの側面から少なくとも31ｃｍ（ツインまたはダブルベッド）、46ｃｍ（クイーンまたはキングベッド）はみ出る大きさである必要があります。
もっと大きくてもいいですが、これらの数値は最低限必要なものです。
均等なスペースを確保する
ラグの四方に同じだけの床面積を確保するのが理想的です。
四方とも約21センチから61センチの場所を空けてください。
46ｃｍが最も一般的なスペースですが、狭いスペースであれば、21ｃｍでも大丈夫です。
ラグは部屋の中央に配置するのが基本です。
色・柄を恐れない
エリアラグは、部屋に遊び心や楽しさを取り入れるのに最適な方法です。
安価なものもたくさんあるので、2、3年経ってに気に入らないと思ったら、簡単に変えることができます。
クリーニングの方法を知っていますか
ラグを購入する前に、必ずクリーニングの方法を確認してください。
サイザル麻やジュートなどの天然繊維のラグは魅力的ですが、クリーニングができないので、大量にこぼしたときに買い替えなければならないかもしれません。
購入する前に予算と選択肢を検討しましょう。
大切なラグを危険にさらさないために
最高のラグをダイニングなど、家の中心部に置きたくなりますが、よく考えた方がいいでしょう。
高価なエリアラグは、食べこぼしや汚れが起こりそうな場所には置かないほうがよいでしょう。
ダイニングラグから汚れを取り除くのは難しい場合があります。
特にお子様やペットのいるご家庭では、このことを念頭に置いてください。
家族がラグの上で何をするかは常にコントロールできるわけではないので、家の中でより危険な場所には、低価格で掃除のしやすいものを選ぶとよいかもしれません。
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