CARPET LIFE 専門誌「C‐life」AGI

「C‐life」は カーペットに関する情報とアドバイスの記事、ウール織じゅうたん中心にウールカーペット・カーペット・ラグなど敷物のことをご紹介しています。

カーペットとアレルギー・喘息の関係

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カーペットとアレルギーの関係は大きな誤解がありました。間違った認識は30年以上も続いているのです。

一部の皮膚科や呼吸器系の医師の間では、アレルギーがあるとカーペットを剥がしなさいということが言われたり、

ネットでも記載されていたりします。

カーペットは、繊維で作られている為、家ダニの温床になっているという情報が新聞や雑誌等で流された時期がありました。

 

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近年、フローリングから敷き込みカーペットのお部屋にすることが見直されています。

一見清潔そうに見えるフローリングについてこれまであまり指摘されていなかった事実が明らかにされてきました。

フローリングやビニール床など硬質でツルツルの床材の場合、少しの空気の流れで細かく小さな物質は舞い上がってしまうため、掃除や歩くたびに細かいホコリ、チリ、ハウスダスト、ダニなどが部屋中に舞い上がってしまっているのです。

いったん舞い上がったチリやホコリは時間をかけて下に落ちてくるため、硬質床材の表面には常に目に見えないハウスダストが落ちている事になります。

逆に織物であるカーペットやラグはホコリやダニの死骸を取込み、空気中に舞い上がるのを押さえる働きがあります。

特に羊毛製のカーペットやラグは表面が鱗状になっているため、微小なチリやホコリが絡み合ってとどまります。

 

■ アレルギー

アレルギーや喘息の増加と家庭でのカーペットを取り除くことの関連性を支持する科学的研究はありません。


実際、いくつかの研究は相関関係に反論しているだけでなく、カーペットが実際にアレルギー患者に有益であるかもしれないことを示しているようです。

スウェーデンの研究によると、その国でのカーペットの使用が70%減少すると、一般人口のアレルギーが30%増加したそうです。

18か国の20,000人近くの人々を対象とした研究では、カーペット敷きの寝室を持つ人々の喘息の症状が軽減されていることがわかっているそうです。

海外の学童の研究では、寝室にカーペットを敷いた中等度から重度の喘息の子供が授業日を休むことが少なく、

喘息治療の必要性が少ないことがわかっています。

 


カーペットでハウスダスト対策!

 

日本カーペット工業組合の資料などでも

様々なカーペットとアレルギーの関係性を記載されていますので

こちらのページもご覧ください。

http://carpet.or.jp/publics/index/53

 

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ただし、どの床にも言えますが定期的な掃除機かけは重要です。

カーペットの場合

「カーペットはフィルターのように機能し、アレルゲンを閉じ込めて空気から遮断し、適切な掃除で除去できるようにすること」

「効果的に掃除されたカーペットは、室内の空気の質を維持できるため、アレルギーや喘息の影響を受ける家族にとっては優れた床の選択肢になります。」


適切な掃除は、室内空気質を高めるだけでなく、カーペットを美しく保つにも良い方法です。

カーペットのお手入れ方法

 


ダイソン微生物研究所 - ハウスダストの実態について